売っているヤツはなんか違う・・・
作るのはいいけど、安くて簡単が条件
こんな疑問にお答えします。
コロナ禍をきっかけに自宅で仕事や勉強する機会が増えました。
ぼくは変にこだわりが強いので、市販のデスクを買う気になりません。
ペラペラな質感、余計なデザイン、逆にこれはいいと思ったものは価格が高すぎ・・・
ならば、自作するしかありません。
作ったのは1年以上前ですが、今でも毎日大活躍しています。
ちなみに、ぼくはDIYは好きですが、スキルは初心者です。
なので、だれでもその気になれば作れます。
条件は以下のとおり。
- 材料はホームセンターと通販で買える
- 予算は15,000円以下
- 1日あれば簡単にできる
思った以上に良いものにができました。
欲しいデスクがない!
ぼくと同じように思っている社会人のみなさんの参考になれば嬉しいです。
目次
【大人の勉強机】男前デスクの完成品
15,000円以下で作れる男前デスクはこちらです。
テレワークや日々の勉強に使っています。
最近、無骨でクールなテイストの「男前インテリア」がトレンドです。
そんなこと知りませんでした・・・
「男前インテリア」についてまとめている「RoomClip mag」の記事を紹介ます。
≫しまむら&ニトリアイテムで男前インテリアにチェンジ☆
特に男前インテリアを意識した訳ではないですが、結果的にテイストがそうなっていたので、この机を男前デスクと呼ぶことにします。
男前デスクのサイズです。
- 幅 150cm
- 奥行き 60cm
- 高さ 70cm
- 天板の厚さ 2cm
PCでの作業も多いので特に奥行きは大事。
一般的な事務机は70cmです。今回は60cmにしましたが、最低でも50cmは欲しいところ。
横幅はあと10cm欲しかったのですが、置き場所の関係でこれが限界でした。
男前デスクのお気に入りポイント3つ
シャープな見た目
直線基調でスッキリしている点が男前です。
車でも家電でも最近はやたらと余計な曲線が多くないですかね?
真っ直ぐな直線が一番カッコいいのに。
けっこう広い
横幅、奥行きとも十分なので使いやすい。
13インチのMacBook Proを置くと、こんなサイズ感です。奥行きが60cmあるとかなり余裕です。
いい感じのラフさ
男前の大事な要素、それはラフさです。
塗装の多少のミスなんかは大丈夫です。知らない人が見たら、それっぽく見えちゃいます。
天板に油性の塗料を塗っていますが、よく見るとムラがあります。
でも、逆にこれくらいのラフさが男前です!
材料
天板:パイン集積材
近くのホームセンターで購入。
希望のサイズを伝えカットしてもらいます。
ぼくの行くホームセンターでは、1カット50円でやってくれます。
初めての人は加工場にいるスタッフに相談すれば優しく教えてくれます。
脚:通販で購入したスチール脚(奥行き45cm)
男前デスクの決め手はこの脚です。
やっぱりアイアンの脚に憧れはありますが、ちょっと高価すぎます。数万レベルだし、あんまり通販にもないです。
この脚はマジでおすすめです。いいもの見つけてしまいました。
この脚をおすすめする理由は3つあります。
- ①シンプルなデザイン
- ②軽くて持ち運びしやすい
- ③高さ調整ができる
③について補足します。
この脚には高さ調整の機能がついています。
天板が少し反ったり、ネジの締め具合で、どうしてもガタガタすることがあります。
このアジャスター機能があれば、微調整ができるので安心です。
紙ヤスリ
240番(荒い)と400番(細かい)をそれぞれ2枚。
やすりがけは大事なのは知っていますが、ぼくのような初心者レベルだと正解がわかりません。
心配しなくてもいいです。多少の荒さは男前の必須条件ですから。
塗料:オイルステインA 0.7L ウォルナット
ネットでおすすめされていたのでこちらを購入しました。
カラーは全部で10色あるので、好みで選んでください。
ぼくは男前な感じのウォルナットを選択。
こちらは、油性の塗料です。
木材に染み込ませて着色するため、ツヤ感や高級感がでます。
それに、スイスイ濡れるので気持ちよく作業できました。
デメリットがひとつ。
水性に比べて、塗るとき、塗った直後の匂いがきつい点です。ただし、匂いが気になるのは数日間だけです。
男前な質感を出すなら、ぜったい油性の塗料をおすすめします。
ニス:油性ウレタンニス つや消しクリアー
油性ウレタンニスを使いました。
ニスを塗ることで表面に膜を作り、シミがつきにくくなります。コップをおいたときの輪ジミ対策になります。一手間要りますが、ニスは塗っておくことをおすすめします。
刷毛:水性油性ともに使える万能タイプ
あまり気にせず油性に使えるもので安いものを選択。
幅がある程度広いものが1つあれば大丈夫です。今回はニス用と併せて2本用意しました。
ネジ:M6 x 20mm トラスタッピングビス
使用するスチール脚には付属のネジがありますが、それは専用の天板用なので使えません。自分で好みの天板を用意する場合は自分でネジを準備します。
推奨ネジサイズ:M6(径6mm)
長さは天板の厚さにもよりますが、今回は20mmにしました。
天板の20mmなので大丈夫と思いますが、脚の金具があったり、付属のワッシャーを一枚入れるので問題ありません。
作り方
塗装
塗料をする前に納得するまでやすりがけをしましょう。
やすりがけの方法はこちらのブログが参考になります。
≫元大工の親方が教えるDIYの楽しみ方!
オイルステンを天板に塗ります。
木に染み込んでいくので気持ちよく塗れます。好みですが、ぼくは2回塗りしました。1回塗って半乾きのときにウエスで拭き取るなどしてムラをなくすようにしましたが、あまり神経質になる必要はありません!男前=ラフさが大事ですから。
ただし、塗装するときは周りに気をつけてください。気を抜くとどっかに着いてしまいます。
完全に乾いたら最後にニスを塗って完成です。
乾燥時間まで入れると半日はかかりますが、焦らず気長にやりましょう。
組み立て
通販で購入したスチール脚を天板に付けます。
物差しと鉛筆で付ける位置を決めておいて、ドライバーを使って固定していきます。
ぼくは最初、電動ドライバーを使ったのですが、空回りすること多かったので、普通のドライバーを使いました。
ねじり入れるときに、最初だけ少し力が要るので体重をかけながらやるのがコツです。
1時間もあれば余裕で組み立てられます。
価格
男前デスクを作るのにかかった費用です。(税込)
目標の15,000円を下回りました。
- 天板・・・4,169円
- スチール脚・・・7,080円
- 塗料・・・1,120円
- ニス・・・578円
- 刷毛・・・374円(2本)
- 紙ヤスリ・・・292円(4枚)
-
ビス・・・466円
-
合計・・・14,079円
まとめ
テレワークや勉強をしたいけど、気に入ったデスクがない社会人のみなさんへ。
15,000円以下でカッコいい男前デスクを自作することができます。
1日あれば完成です。
ぜひチャレンジしてみてください。
平日は忙しい。最初は休日から勉強をスタートさせたいという人向けの記事です。
≫【社会人向け】平日疲れてしんどい人へ。休日3時間から始める勉強法