【会社辞めたい人へ】見切りをつけた方がいい会社の特徴15個 | 会社員の副業禁止をなくすブログ

【会社辞めたい人へ】見切りをつけた方がいい会社の特徴15個

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今の会社をやめたくなってきた・・・
見切りのつけ方がわからない・・・

こんな疑問にお答えします。

会社をやめたいと思っていても、すぐに見切りをつけるのはなかなか難しいです。

なぜなら、1つの会社にずっといると他の会社と比較もできないため、よくわからなくなってしまうからです。

ぼくは、30代前半と40代半ばに2回転職しています。(2回とも同業界・メディア/広告)
正直、1回目の転職はいきおいでしたが、2回目はしっかり見極めができました。
マーケティングや経営の勉強をしていると、成長する会社とそうでない会社の見極めポイントがわかるようになりました。

けんにー

この記事を読むと、早めに見切りをつけた方がいい会社の特徴がわかります。
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本記事の内容
  • 見切りをつけた方がいい会社の特徴15個
  • 見切りをつけたらすぐにやってほしい3つの行動

(結論)見切りをつけた方がいい会社の特徴はたくさんありますが、ダメな会社はほどんどの項目にあてはまっています。1つ2つ気配を感じたらヤバいと思って行動しましょう。

見切りをつけた方がいい会社の特徴15個

働く人

新型コロナウイルスの影響もあり転職に積極的になっている人が増えていますが、すぐ見切りをつけてやめるには勇気がいります。

≫「転職動向調査2021年版」(マイナビ)

なぜなら、1つの会社に長くいると感覚がマヒしてしまい、今の会社の状況が良いのか悪いのかわからなくなるからです。

ぼくは2回会社をやめました。また、マーケティングやお金の勉強を続けていると、ダメな会社の特徴もだんだんわかるようになりました。

けんにー

今回はぼくの実体験から、見切りをつけた方がいい会社の特徴15個を紹介します。

あきらかにブラック企業

いわゆるブラック企業からは今すぐに逃げましょう。

身体や心がやられてしまうと、転職どころではなくなります。

人気YouTubeチャンネル「両学長 リベ大」に、ブラック企業の特徴をわかりやすく解説している動画があるので紹介します。

≫第55回 今すぐ辞めるべきブラック企業の特徴3つ【人生論】

動画の中でブラック企業の特徴を以下3つにまとめています。

  • 企業理念が合わない
  • 長時間労働
  • 上司がクソ野郎

病気になってからでは遅いです。手段を選ばずすぐに退避行動をとりましょう。

経営理念やビジョンが浸透していない

経営理念やビジョンが、現場のに落とし込まれていない会社は成長できません。

経営者の一番大事な仕事ができていないからです。

理念やビジョンは組織づくりから人事戦略まで影響のある会社の背骨のようなものです。立派な言葉はあるものの、上滑りしているケースも多くあります。

従業員が経営ビジョンを理解しない会社、経営者が言葉だけつくって自己満足している会社は危険信号です。

幹部が同じような年齢の男性のみ

これからの時代、多様性がない企業は生き残れません。

同じようなタイプの人間しかいない会社は、イノベーションを起こせません。

性別、年齢、国籍はもちろん、違った経験や背景を持つ人が、尊重しながら意見を言い合えるような会社でないと、新商品・サービスは生まれません。

まずは女性幹部の比率、女性役員の数を見てみましょう。成長している企業には必ず多様性があります。

役員が大した仕事をしていない

役員が責任を取らない企業は変化することができません。

なぜなら、会社の3年後5年後に責任を持つのは役員だからです。そして、結果を出せない役員はクビを切られていくのが常識です。

役員が機能しない会社は、非上場の中小企業やオーナー企業に多く見かけられます。

役員の新陳代謝が行われない企業に未来はありません。

上司や経営者の顔色ばかり気にしている

上司や経営者の顔色ばかりを気にしている企業は、組織が腐っています。

なぜなら、従業員の行動が保身に向かっているからです。まちがいなく成長できません。

以下のような症状があらわれていたら危険です。

  • 社内の大きな会議の前に対策会議が頻発する
  • 会話の中に一番大事なはずの顧客のことが出てこない
  • 社内の会議に使う資料づくりに時間を割かれている

トップがめちゃくちゃ優秀であればうまくいくこともあるでしょうが、きっと一握りでしょう。

人事異動が経営者の思いつきで起こる

人事を場当たり的にやっている会社は、従業員から信頼を得られません。

なぜなら、人事は最も重要な経営戦略の一つだからです。

以下のようなケースがあります。

  • 離職がつづいているので人事異動が場当たり的になる
  • 好き嫌いで人事をやっている
  • 柔軟な働き方を理解していない

昔と違って異動を嫌う人は増えています。時代に合わせてJOB型雇用を導入している企業も増えています。

JOB型雇用について解説している記事を紹介します。(リクナビNEXTジャーナル)
≫「ジョブ型」雇用とは?第一人者が語るメリット・デメリットと大きな誤解

人事移動で納得のいく説明ができない企業は、選ばれない企業になっていくでしょう。

30代40代の離職が目立つ

優秀な30代40代が次々にやめている会社は、かなり危険な状態です。

なぜなら、会社の表も裏も見えている年代の離職だからです。多くは将来性がない、自分の成長が期待できないと判断しています。

逆に30代40代の優秀な人を採用できない企業は魅力がないと言えます。ここ5年の離職と採用のバランスを見てみて、明らかに離職がまさっているようだと危険信号です。

デジタルにうとい

デジタルシフトへの理解と投資が進まない企業はやる気がないとみなされます。

なぜなら、デジタルシフトは生産性と収益性を高めるために必須だからです。
経営者がおじいちゃんなのでしょうがないではすまされません。

マーケティングや社内コミュニケーションにもデジタルツールが必須です。また、効果測定やデータ分析が生産性や収益性を高めます。

デジタルにうとい企業は、これからますます周回遅れになります。

会議で資料を読み上げている

資料を延々と読み上げる会議をやっている会社は、コスト意識の低い会社です。

会議は貴重な時間を使って、対話と意思決定を行う場だからです。

できる企業は会議の冒頭5分か10分、だまって資料を読む時間をつくっているようです。事前にメールで送っても見ない想定です。

ダラダラ会議、いねむり会議が目立つ会社は要注意です。

意思決定のルールがあいまい

意思決定のルールがあいまいで、責任の所在がはっきりしない企業は新しいチャンレンジができません。

特に新規事業を行う場合に問題がおこります。
新規事業と既存事業は進め方が全く違うからです。

意思決定フローがあいまいな会社は、イノベーションの機会を自ら潰している可能性があります。

副業が禁止されている

働き方改革や柔軟な働き方が推進される中で、副業の解禁が進まない企業には魅力がありません。

なぜなら、副業をやることで本業に還元できる経験やスキルアップも期待できるからです。

副業が認めない企業は、優秀な学生や転職希望者から選ばれにくくなっています。逆に副業人材を積極的に活用して、新しい事業にチャレンジする企業も増えています。

副業のデメリットばかりを強調して前に進まない会社、かなりヤバいです。

テレワークを進めようとしない

出社にこだわる会社は、柔軟な働き方に対する意識が低いです。

下の調査結果からテレワークで仕事の効率が高まっているかどうかの判断はむつかしいところですが、自宅での勤務に対する満足度は高いといえます。

テレワークの生産性のグラフ
(出典)公益財団法人日本生産性本部

柔軟な働き方の評価
(出典)公益財団法人日本生産性本部

≫第6回 働く人の意識に関する調査 (公益財団法人日本生産性本部)

通勤時間がない、子育てと両立できるなどのメリットはかなり大きいです。

たしかに、家庭で仕事をする環境がつくれないなどの問題はあります。

それでも、従業員の柔軟な働き方の模索は必要です。検討もしない会社に長く残ってもいいことなしです。

新規事業をやろうとしない

新しい事業にチャレンジする姿勢がない企業は、絶対に成長できません。

なぜなら、現状維持は衰退だからです。

いくら既存事業が好調でも、いつまで続くかわかりません。失敗できない環境で人は成長できません。

最後に生き残るのは、強い会社ではなく変われる会社です。

従業員の目が死んでいる

従業員の目が死んでいる会社は、かならず経営者か組織に問題があります。

なぜなら、言われたことを最低限やっているだけで、企業や従業員が成長するためにやっていることは何ひとつないからです。
ぼくの経験上、次に出てくるのは経営者か組織に対する陰口です。何かを改善していく気力はありません。

多くの人が死んだ目をして会社は、もうすでに末期的な状態です。

縦割り組織にこだわる

縦割り組織でいつまでもやっている会社は衰退していきます。

なぜなら、これまでの事業のために最適化された組織では、変化の多い時代に対応できないからです。

プロジェクト単位でさっとチームを作れるような柔軟性が必要です。組織づくりのアップデートは経営者の意思がないとできません。現場だけでやっても最後に責任者はっきりしないなどの問題が出てきます。

硬直した縦割り組織のままの会社に成長は期待できません。

見切りをつけた人が今すぐにやるべき行動3つ

行動する人

時間をつくる

定時に仕事を終えて勉強や行動ができる時間をつくりましょう。

定時に帰ることができれば、平日でも自分の時間を2,3時間つくれます。

もちろん会社に迷惑をかけることはできないので、生産性をあげる意識を持ちましょう。

例えばこんな感じです。

  • 企画が2割くらいできた段階で上司とすり合わせをする
  • 5〜15分程度のミーティングをこまめに行う。
  • 会議の議事録を率先してまとめて、さっとメンバーに共有する。

できるだけ手戻りを少なくすることを意識しましょう。今の会社の生産性アップに貢献しながら、自分のスキルアップにもなります。

15分からでもいいので早く帰って自分の時間をつくりましょう。

やってみると意外にかんたんです。ぼくが実践している勉強法を紹介した記事です。
≫【社会人勉強すべき】1日2時間勉強できるスケジュールの作り方

勉強とアウトプット

ぼくのおすすめは、マーケティングとお金の勉強、そして副業の実践です。

マーケティングは、ほとんどの会社や個人でのビジネスで必要な知識です。大きい会社だと分業されていて見えづらいですが、商品・サービスづくり、集客、販売の3つのうち、どれかのマーケティング活動をしている人は多いはずです。

会社員であれば同時に副業(スモールビジネス)をはじめましょう。たとえばブログや物販をやっていると、マーケティングやお金の勉強が自分ごとになります。

一番効率のいい勉強方法は、インプットとアウトプットを同時に走らせることです。

これから勉強をはじめる社会人におすすめの内容についての記事です。
≫【社会人勉強の方法】資格や語学より優先して勉強すべき3つの内容

無料で副業の勉強ができる動画講座フリーランスの学校を紹介した記事です。
≫1分で入学「フリーランスの学校」をおすすめする理由【副業の勉強】

転職活動

1年後、2年後を想定した転職活動は常にやっておくことをおすすめします。

終身雇用は崩壊していきますし、職務内容を明確に定義して人を採用するJOB型雇用が増えています。会社が新入社員から育てていくモデルはどんどんなくなりそうです。

今の会社への依存度を下げつつ、常に自分の市場価値を高めていきましょう。

すぐに転職する気がなくても、転職サイトに登録するなどして情報感度を高めておきましょう。

また、転職サイトと並行して転職エージェントにも登録しておきましょう。

おすすめの転職エージェントはこちらです。

3年後5年後は転職がもっとあたりまえになっていると想像できます。転職活動は、今日からはじめておきましょう。

まとめ

見切りをつけた方がいい会社の特徴を15個あげました。

まとめ
  • あきらかにブラック企業
  • 経営理念やビジョンが浸透していない
  • 幹部が同じような年齢の男性のみ
  • 役員が大した仕事をしていない
  • 上司や経営者の顔色ばかり気にしている
  • 人事異動が経営者の思いつきで起こる
  • 30代40代の離職が目立つ
  • デジタルにうとい
  • 会議で資料を読み上げている
  • 意思決定のルールがあいまい
  • 副業が禁止されている
  • テレワークを進めようとしない
  • 新規事業をやろうとしない
  • 従業員の目が死んでいる
  • 縦割り組織にこだわる

ダメな会社は多くの項目に該当します。

けんにー

ぼくが2回目にやめた会社は9つ該当しています。

1つ2つ気配を感じたらすぐに行動を移しましょう。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

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