けんにー
ぼくは、副業が解禁される前からパートナーとYouTube運営をしていました。
運営中のYouTubeはこちらです。(2021年1月時点での登録者は1.76万人)
>>「4代目の盆栽枯らさない塾」
この記事を読んでいただくと、副業が禁止でもYouTubeができる方法がわかります。
なぜなら、心配なら副業解禁まで収益を得ずに趣味の延長でやることができるからです。
この記事では、副業禁止の会社でYouTubeを始める方法と収益化しなくても十分メリットがあることがわかります。
記事を読み終えると、副業が禁止でもYouTubeはできる!と思っていただけます。
目次
副業YouTuberはどれくらいいる?
データ調査会社KUROCOが実施した副業に関するアンケート調査によると、YouTubeは現在している副業6位にランクインしています。
出典:副業に関するアンケート調査 (KUROCO)
調査期間:2021年11月1~15日
調査対象:ここワンリサーチ登録者
有効回答:651人
同じくネットを使う副業と比べてみると、
- ブログ運営(9位)
- ネット物販(11位)
なんと、YouTubeの方が多いという結果でした。
繰り返しにはなりますが、副業YouTuberはかなりの数います!
副業禁止の会社でブログをやる方法を解説した記事がこちらです。
>>【断言】副業禁止でもブログはできる!今すぐやるべき5つの理由
副業禁止ならYouTubeもアウトか?
結論は、会社によります。
というのも、就業時間外に特に趣味の延長ともいえる内容であれば、会社は一概に禁止にすることはできません。
理由は、憲法で「職業選択の自由」が認められているからです。
会社は従業員の就業時間以外の行動に口出しすることができません。
とはいえ、YouTubeの活動によって本業がおろそかになったり、会社に損害を与えるようなことをすれば懲戒処分を受ける可能性があります。
なので、気軽に相談できる会社であれば、事前に相談するのがベストです。
ただし、そんな雰囲気はない、やぶへびになると思うのであれば、バレない方法でやっていくしかありません。
ぶっちゃけ、できますよ!
会社が副業を禁止する本当の理由を解説した記事がこちらです。
>>【ヤバイ!】副業禁止の1番の理由は「会社が時代遅れ」だからです。
YouTubeを会社にバレずにやる方法(基本編)
顔出ししない
あたりまえですが、顔出しはやめましょう。
なぜなら、だれが見ているかわからないからです。
実際にハウツー系や勉強系のYouTuberは顔出ししていない人が多いです。
たとえば、下の例のようにスライドを展開しながらしゃべる動画も多いです。
出典:サンデーマネーチャンネル(YouTube)
もちろん、声バレにも注意が必要です。
先日、公務員YouTuberが市民からの通報で副業が発覚し、懲戒処分を受けた記事が出ていました。どうやら声バレしたようです。
>>ユーチューバー消防士が懲戒処分 ゲーム実況で副業「115万円」は才能か
声バレを防ぐには、ボイスチェンジャーを使いましょう。
同僚や取引先に一切言わない
YouTubeのことは、家族やどうしても共有しないといけない人以外には口外しないようにしましょう。
というのも、いくら親しい同僚であっても、ついつい社内でしゃべる危険性があるからです。
実際に、前章で紹介した公務員YouTuberの声バレの件、事実はわかりませんが市民からの通報=同僚の可能性もあります。
稼げるようになってくると、ぽろっとしゃべってしまうこともあります。
繰り返しにはなりますが、YouTubeのことはだれにも口外しないように!
住民税の支払いを自分でやる
YouTubeで稼げるようになって、収益が20万を超えると確定申告が必要です。
- 収益=売上(広告やメンバーシップの課金売上など)−経費
- 経費にはYouTube運営で使うために購入したパソコンやカメラなどの機材費、小道具代、衣装代、交通費、外注費などが該当します。
確定申告のとき、住民税の納付方法を自分で治める「普通徴収」にしましょう。
なぜなら、給与から天引きされる「特別徴収」だと、副業の所得分の住民税を加えた総額が会社に伝わるため、バレる可能性があるからです。
具体的には、確定申告書「第二表」に「給与所得以外の住民税の徴収方法の選択」という枠があり「自分で納付」の方にチェックをいれると、自分で直接納税することになります。
会社にバレるのが心配で副業を始められていない人向けの記事です。
>>【もう悩まない】会社に副業がバレないための5つの鉄則
YouTubeを会社にバレずにやる方法(応用編)
副業が禁止の会社員におすすめの方法
個人でお店や商売をやっている知人と一緒にやることをおすすめします。
出演するのはもちろん知人です。
これなら、顔バレ・声バレの心配はありませんし、収益を受け取るのを知人にしておけば、住民税でバレることもありません。
内容も会社に迷惑をかけるようなものでなければ、仮に会社にバレても問題ありません。
実際に、ぼくはこの方法でスタートしました。
パートナー側のメリット
店舗経営、農家、大工さん、中古車販売、際立った趣味がある人などとタッグを組めばお互いメリットがあります。
なぜなら、個人で事業をしている人は、YouTubeの収益だけでなく本業の売上アップが期待できるからです。
もちろん、YouTubeの収益をどうするかは事前に決めておく必要があります。
たとえば、以下のように。
- YouTubeの広告費は全部「あなた」(役割:動画制作、運営全般)
- 商品やサービスの売上への還元は「パートナー」(役割:出演、視聴者対応)
- 収益が○○万を超えるとパートナーに出演料を支払う
これだと意外と収まりがいいです。
大切なのはお互いの信頼です。
途中で空中分解しないように、お互い透明性を持ってやっていきましょう。
YouTubeを認める会社が増える2つの理由
これからYouTubeを認める会社は増えるはずです。
理由は以下の2つです。
- 副業を解禁する会社が増えてくる
- YouTubeがスキルアップになることを知っている
それぞれ詳しく見ていきます。
副業を解禁する会社が増えてくる
副業解禁の動きはますます加速していくでしょう。
理由は国が副業解禁に舵をきったからです。
2018年には国がつくる就業規則の雛形(モデル就業規則)から副業を禁止する文言がなくなりました。
実際に2021年にパーソル総合研究所が行ったアンケート調査によると、「条件付き」も含めると55.0%の企業が副業を容認しています。
YouTubeは他社に雇用される必要がなく、終業時間外でやれる副業の代表例です。
なので、条件付き容認の会社にも認められやすい副業といえます。
副業OKの企業一覧と副業ができるかどうか事前に調べる方法を解説した記事です。
>>【副業禁止のままで大丈夫?】副業解禁した企業一覧と探し方
YouTubeがスキルアップになることを知っている
YouTubeの運営によってマーケティングスキルがアップするので、本業への還元を期待する会社が増えます。
具体的には、ターゲット設定、視聴分析、コンテンツのブラッシュアップ、SNSからの誘引など、Webマーケティング全般のスキルが身につきます。
身に付けたマーケティングスキルは、必ず本業の仕事に生かすことができます。
副業でどんどんスキルアップしてくれる従業員は会社にはありがたい存在です。
イケてる会社はとっくに気づいているはずです。
心配なら収益化をしない選択を!3つのメリットあり
会社にバレることがどうしても心配なら収益化しない方法をおすすめします。
YouTubeは収益するかどうかの判断を自分ですることができます。
当然お金もうけにはなりませんが、十分なメリットがあります。
そもそも収益化のハードル高い
YouTubeの収益化の条件は、なかなか厳しいです。
- 直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
- チャンネル登録者数が 1,000 人以上
実際にぼくも1,000人達成までにちょうど1年かかりました。
月に3,4本しか出せていないこともありましたが、ホント途中で心が折れそうになります。
収益化したいと思ってもすぐにできるものではありません。
なので、収益のことなんか気にせず始めてOKです。
メリット① 言い訳ができる
収益がないものは副業ではないといえます。
なぜなら、副業も事業です。
基本的に事業とは「営利を目的とし、反復・継続していくもの」と定義されるので、収益がないのであれば趣味の延長です。
あとは会社に損害を与えない内容にしておけば、特に何か言われることはありません。
注意すべき点は以下の4つです。
- 本業に支障がでない範囲でやる
- 会社の競合になるようなことしない
- 会社の機密を漏らすようなことしない
- 法を犯すようなことしない
会社から説明を求められたら、趣味の延長で楽しんでいると伝えましょう。
副業を禁止されることに納得いかないと思う人向けの記事です。
>>【誰でもできる】副業禁止はおかしいと思った時にとるべき行動3パターン
メリット② スキルアップができる
収益を得られなくても、YouTubeの運営によってマーケティングのスキルアップができます。
なぜなら、再生回数を増やす=マーケティングそのものだからです。
実際に、動画の内容はもちろん、動画のタイトルやサムネ画像次第で大きく再生数が変わってきます。
そもそも、チャンネルのコンセプトをどうするか、誰のどんな課題を解決する内容にしていくか、全部マーケティングの要素です。
YouTube運営で得られる経験は、本業で必ず活かせるスキルです。
メリット③ ファンができる
収益化をしなくても、ファンが増えれば資産になります。
なぜなら、この先に副業がOKになったとき、既にファンがいることで収益化の道筋が見えるからです。
たとえば、社会全体に副業解禁がもっと進んだり、社長が変わってコロッと考えが変わることもあります。
繰り返しになりますが、ファンづくりはマーケティングそのものです。来たる日=副業解禁に備えてコツコツ積み上げていきましょう。
まとめ
上記で紹介した上記で紹介した『YouTubeを会社にバレずにやる方法』を知っていただけると、安心してYouTubeをやってみようと思ってもらえます。
最後にもう一度まとめます。
- 顔出ししない
- 同僚や取引先に一切言わない
- 住民税の支払いを自分でやる
- (応用編)個人でお店や商売をやっている知人と一緒にやる
声バレにも気をつけてください!
もちろん、会社に迷惑をかける内容はNGです。
どうしても心配なら収益化しない方法をおすすめします。
収益がないものは副業ではなく趣味の延長と言えるからです。
- 言い訳ができる
- ファンができる
- スキルアップできる
収益化のハードルはかなり高いのが現実です。
半年、1年は収益ゼロの人が多いのが現実です。ぼくも1年かかりました。
細かいことは気にせず、今回ご紹介した会社にバレない方法を参考にしてもらって、どんどんチャレンジしていきましょう。
副業禁止の会社でも副業ができる方法を解説した記事がこちらです。
>>【抜け道あり】副業が禁止でもできる副業のやり方と3つの注意点