しんぱいくん
- 副業禁止だけどブログやってもいいの?
- 会社にバレるのはいやなんだけど……
- 今、ブログをやるメリットは?
さらけん
ぼくは、副業が解禁される1年ほど前からブログをやっていました。
ただし、約1年間やみくもに続けた結果、収益は約1万ほど。副業でもなんでもない、単なる情報発信……趣味です。
そうこうしていたら副業OKになったので、「副業解禁」にテーマを絞ったブログとして再スタートさせています。
この記事を読んでいただくと、副業が禁止でもブログができる理由と方法がわかります。
実際、会社にバレるリスクもほとんどない代わりに、ブログで稼げる人はかなり少数。
つまり、副業って言われる状態になる人は限られるからです。
すぐにチャレンジして、悩むのは大きく稼げるようになってからでOK!
この記事では、副業禁止の会社でもブログができる理由と注意点がわかります。
記事を読み終えると、副業が禁止でもブログはできる!と思っていただけます。
目次
副業禁止の会社ってどれくらいあるの?
いまだに副業禁止の会社はヤバイです。
パーソル総合研究所が2021年に行った調査によると、副業を全面・条件付きで容認している会社の割合は55%でした。
引用:第二回 副業の実態・意識に関する定量調査(パーソル総合研究所)
2018年より3.8pt上昇するなど、確実に増えています。
それでも、半数近い会社が副業を容認していない状況です。
副業を容認してない会社に未来がない理由は以下の通り。
- 多様性のある働き方を理解していない→従業員が満足しない
- 優秀な人材獲得ができない
- 新しい事業をつくる事ができない
マジで経営センスがどうかしています。
会社が副業を禁止する本当の理由を解説した記事がこちらです。
>>【ヤバイ!】副業禁止の1番の理由は「会社が時代遅れ」だからです。
副業OKの企業一覧と副業ができるかどうか事前に調べる方法を解説した記事です。
>>【副業禁止のままで大丈夫?】副業解禁した企業一覧と探し方
副業禁止でもブログができる3つの理由
注意点はありますが、副業が禁止でもブログはできます。
理由は以下の3つ。
- 就業規則にはっきり書かれてない
- 趣味との線引きがあいまい
- そもそもバレにくい
それぞれ詳しく見ていきます。
就業規則にはっきり書かれてない
副業は会社の就業規則で制限されていますが、ブログを禁止できるような内容のものは少ないのが現実です。
なぜなら、一昔前にできた就業規則では、副業=他社に雇用されるとなっているからです。
実際に、就業規則を色々見てみると、ブログやYouTube、ココナラのようなスキルマーケット、クラウドソーシングで案件の受注するタイプの副業を想定しているとは思えません。
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副業禁止に関する記述のパターン
- 許可なく他の企業等の従業員や役員になってはならない
それでも、なかには自営的な副業も禁止している就業規則もあります。
ブログが自営的な副業にあたるかあたらないかは、会社の解釈次第なので注意は必要です。
ちなみに、公務員は国家公務員法や地方公務員法で営利を目的とする企業や団体の役員等との兼業や自営業ができないと規定されています。
趣味との線引きがあいまい
情報発信系の活動は趣味との線引きが難しいので、会社も一概に禁止することはできません。
なぜなら、憲法で職業選択の自由が認められるなか、業務時間外の活動に対して、会社がえらそうに言う権限がないからです。
実際にTwitterやInstagramなどSNSを使って情報発信している人はめちゃくちゃ多いですが、よっぽど特殊な会社でない限りSNSが禁止になっていません。
ブログも基本は同じです。
もちろん、ブログを収益目的でやる場合は、自営の事業の側面があります。
本業をないがしろにして会社に迷惑をかけるようなら、最悪懲戒処分の可能性もあるので注意は必要です。
というわけで、ブログは趣味の情報発信と線引きが難しいため、名指しでダメと言いきる会社はほとんどありません。
そもそもバレにくい
匿名で個人が特定されるようなことを書かない限り、ほとんどバレることはありません。
逆にバレるケースは以下の2パターンです。
- 住民税
- 自分でしゃべる
稼げるようになって所得(売上−経費)が20万を超えると確定申告をする必要があります。
そのとき、住民税の納付の方法を「自分でする」にしておきましょう。
理由は、そのままにしておくと住民税が多いことが会社に知られて、副業を疑われる可能性があるからです。
もう一つは、同僚の嫉妬から告げ口されてバレるケースです。
なぜなら、ちょっと稼げるようになると、ついつい自慢してしまうからです。
会社にバレたくない場合は、決してだれにもしゃべらないようにしましょう。
副業禁止の会社でも副業ができる方法を解説した記事がこちらです。
>>【抜け道あり】副業が禁止でもできる副業のやり方と3つの注意点
副業禁止でブログやるとき気をつけるべき3つの注意点
副業禁止でもブログはできますが、会社に迷惑をかけることはやってはダメです。
なぜなら、バレて会社と話をするときに不利になるからです。
具体的には、以下3点に気をつけましょう。
- 本業に支障をきたさない
- 情報漏洩しない
- 会社の競合にならない
それぞれ詳しく見ていきます。
本業に支障をきたさない
会社は就業時間中の従業員にパフォーマンスを落とされては困ります。
なぜなら、基本的に会社員は時給で雇われているからです。
具体的には、会社の机でブログを書いたり、夜中遅くまでブログを書いていたので眠くて仕事の質が落ちるようではダメです。
要するに、会社では文句の言われない仕事をしておきましょう。
情報漏洩しない
会社の機密情報を漏らさないこと、会社の名誉を傷つけることは決して書かないようにしましょう。
なぜなら、事が大きくなれば、会社から損害賠償を請求されることもあるからです。
繰り返しになりますが、情報漏洩やブランド毀損は、副業がどうのこうのというレベルの話ではありません。絶対に気をつけましょう。
会社の競合にならない
ブログのテーマを本業とは全く違うもの、もしくはズラしたものにすることをおすすめします。
なぜなら、ブログを見たクライアントから直接仕事をもらうようなことがあると、場合によっては会社の競合になってしまうからです。
実際に、副業はOKだけど競合にあたる会社の仕事をしてはダメ!という会社も多くあります。
もちろん、ブログの一般的な収益方法である広告やアフィリエイトで稼ぐ分には全く問題ない話です。
- 会社員であるエンジニアが本業で使うプログラミングをテーマにしたブログを運営をしていて、それを見たクライアントが直接プログラム制作を依頼してくるようなケース
上のケースだと、もし会社の事業領域と重なっている場合は競合関係になっている可能性があります。
というわけで、滅多にないことですが、会社と競合になりそうな動きは控えましょう。
おすすめは本業のスキルを生かしながら、ちょっとズラしたテーマでのブログ運営です。
- 人事系で面接などもたくさんやってきた人→転職関連のブログ
- 経理系で金融の知識がある人→初心者向けに株・投資信託のブログ
- エンジニアでブロックチェーンやっている人→初心者向けにWeb3.0解説ブログ
気になる人は情報発信でとどめておけばOK
副業が禁止な状態だとどうしても気になるという人は、収益化を一切しなければ問題ありません。
なぜなら、副業に法的な定義はありませんが、一般的に「本業のかたわら副収入を得るために行う本業以外の就労全般」などと言われているので、収入を得なければ副業には当たらず、いわゆる情報発信(趣味)となるからです。
具体的には、以下の2つです。
- Googleのアドセンス広告を貼らない
- アフィリエイト広告をブログに貼らない
どちらも自分の意思で決めて、後から自由に変えることもできます。
会社にバレるのが心配で副業を始められていない人向けの記事です。
>>【もう悩まない】会社に副業がバレないための5つの鉄則
ブログをやめてしまう人の割合
とはいえ、ブログ運営を続けることはハードルが高いです。
理由は、稼げるまでに時間がかかるうえ、稼げるようになる人も少ないからです。
実際に総務省の調査データによると、1年継続できる人30%、2年は10%、3年はわずか3%です。
引用:ブログの実態に関する調査研究(総務省 情報通信政策研究所)
出典:総務省 情報通信政策研究所
このデータは10年以上前のものであること、趣味ブログと副業ブログ(広告・アフィリエイトで稼ぐ目的のもの)が混在していることから、実際はもう少し数字が低い可能性があります。
ぼくも2020年11月に始めたのですが、途中で2回挫折しています。
- 1回目:ネタ切れ
- 2回目:アクセスの無さに耐えきれず……
今でも月に1,000円も稼げていません。
まさに、ブログ運営は鍛錬です。
繰り返しにはなりますが、ブログを始めるのは簡単ですが、続けることはかなり難しいです。
副業禁止であってもブログをやるべき5つの理由
登録者180万人を越す人気YouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」で両学長が、2021年時点で一番“会社脱出装置”になるのはブログである、と言っています。
理由は、お金、コアスキル、お客さん、この3つが低リスクで手に入るから。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
>>【20年間Webで食べている学長が解説】ブログのメリット・デメリットと始め方【稼ぐ 実践編】
ぼくも1年以上ブログを挫折しながら続けています。
実際にやってみて感じるブログをやるべき理由は以下の5つです。
- ビジネススキルが身に付く
- 書いた記事が資産になる
- どこでもできる
- お金がほとんどかからない
- サラリーマン脳から脱却できる
それぞれ詳しく見ていきます。
ビジネススキルが身に付く
ブログをやっていると、どんなビジネスにも必要なコアスキルが身につきます。
両学長の動画から引用させてもらうと、
ブログで身に付くコアスキルは、マーケティング(集客)とセールス(販売)です。
この2つのスキルは、本業でも使えます。
- 企画書やメールの文面がスッキリする→商談がスムーズに行く
- セールス用のチラシなどのコピーがうまくなる→ユーザー数が増える
- 常に顧客のことを考えて仕事をするようになる→営業成績が上がる
書いた記事が資産になる
ブログで書いた記事が数年先に稼いでくれる可能性があります。
なぜなら、同じような悩みをもった読者は次々と現れるので、普遍的な内容の記事であれば数年間読まれ続けるからです。
同じ文章を書く副業の「ライティング」の比較です。
- ライティング:納品した時点で確実に報酬をもらえるが、それ以上はない
- ブログ:寝ている間も稼いでくれる可能性があるが、1円も稼げないこともある
同じ時間を使うなら、自分の資産となる方をおすすめします。
どこでもできる
ブログはパソコンとネット環境があればどこにいてもできます。
自宅はもちろん、会社帰りにカフェでもできるし、休日は外出先でもできます。
また、隙間時間を使いながら自分のペースでできるのも魅力です。
Webで行う他の副業との比較です。
- YouTube:撮影・ナレーション収録の場所と手間が必要
- 物販:仕入れや発送業務が必要、購入者とのやりとりも必要
- クラウドソーシング:クライアントとのやりとりが必要
ブログは一番身軽にできる副業です。
お金がほとんどかからない
WordPressを使う場合。
必須のお金は、独自ドメイン代とレンタルサーバー代として月1000円ほどです。
得られるメリットを考えると激安です。
その他、初期費用として、WordPressテーマ:1〜1.5万
あると便利な「検索順位測定ツール」を導入すると年間1.6万ほどかかります。
稼げなかったとしても大した金額ではありません。
Webを行う他の副業との比較です。
- YouTube:初期費用として撮影機材や編集ソフト代だけで数十万かかる
- プログラミング:初期費用としてスクール代が数十万かかる
- 物販:仕入れ代が都度かかる
繰り返しになりますが、ブログは超ローリスクで始められる副業です。
YouTubeを会社にバレずにやる方法をまとめた記事がこちらです。
>>副業禁止でもYouTubeはできる!最悪バレても大丈夫な方法
サラリーマン脳から脱却できる
ぼくの経験上、ブログをはじめて1番よかった理由は、サラリーマン脳から脱却できた事です。
その理由は、サラリーマン脳のままだと副業を始めても稼ぐことは難しいからです。
サラリーマン脳の特徴です。
- 成果に関係なく働いた時間分の給料をもらえる(のが当然と思う)
- 生産性を高める意識がない
- 責任から逃げたがるが文句だけは言う
- 新しいことにチャレンジしない、失敗を恐れる
- お客さんのことより上司の顔をうかがう
このまま副業をしたところで絶対うまくいきません。
もちろん、サラリーマン脳から脱却すると、結果的に会社でのパフォーマンスも上がります。
まとめ
上記で紹介した『副業禁止でもブログができる3つの理由』を知っていただけると、ブログに挑戦してみよう!と思ってもらえます。
最後にもう一度まとめます。
- 就業規則にはっきり書かれてない
- 趣味との線引きがあいまい
- そもそもバレにくい
大原則として、会社に迷惑をかけることはNGです!
どうしても心配なら収益化しない方法でやればOKです。
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ブログを収益化しない方法
- Googleのアドセンス広告を貼らない
- アフィリエイト広告を貼らない
これだと収益が発生しないので、100%副業ではなく趣味の延長と言えるからです。
最後に今、ブログを始めるべき理由は以下の5つです。
- ビジネススキルが身に付く
- 書いた記事が資産になる
- どこでもできる
- お金がほとんどかからない
- サラリーマン脳から脱却できる
ブログはサラリーマンにはないビジネス感覚を身に付ける事ができます。
すぐに稼げない、場合によっては一生稼げないかも知れませんが、本業の成果につながることは間違いなしです。
副業禁止でモヤモヤしている会社員のみなさん、今日からブログ始めてみましょう!
副業を禁止されることに納得いかないと思う人向けの記事です。
>>【誰でもできる】副業禁止はおかしいと思った時にとるべき行動3パターン