他の会社に雇用されるのはそもそも無理・・・
周りに副業をやっている人が増えてきて、自分もそろそろやらないといけないと思いつつも、解禁されやすい副業の種類がわからず行動に移せない人は多いです。
僕は地方の中小企業の会社員です。会社が解禁する前に副業の準備をしています。ブログやYouTubeでの情報発信をはじめ、コンテンツ販売も計画中です。
けんにー
目次
解禁されやすい個人事業主型の副業とは
現在の副業解禁の動向をみていると、容認されやすいのは圧倒的に個人事業主型の副業です。
趣味や特技を生かして人や企業、社会の課題解決につながるサービスや商品を自らが作って対価を得る活動が個人事業主型の副業です。
これに対して、どこかの企業などと雇用契約を結ぶ副業は雇用型と呼ばれたりします。
個人事業主型の副業が解禁されやすい理由は明確です。
雇用型の副業には労働時間管理に課題があり、企業側も二の足を踏むからです。
個人事業主型の副業は、会社などと雇用契約を結びません。
分かりやすい例でいうと、
- YouTuber
- ブロガー
- ライター
- 週末カフェ
- ハンドメイド商品の販売
などです。
メルカリで物を売るのも立派な副業です。
クラウドワークスでライティングや動画編集などの仕事を受注するタイプもあります。
この場合も発注者からの業務請負になるので、時給労働にはあたりません。
労働時間管理についての説明を何度読んでも理解ができません…。雇用型の副業が広く馴染むようになるにはかなり時間が必要な気がします。
なので、私たちサラリーマンは個人事業主型の副業をイメージして行動を起こしましょう。
副業の目的は以下の5つがあります。
- 収入アップ
- スキルアップ
- キャリアアップ
- やりがい・生き甲斐
- 本業への還元
けんにー
本業があっての副業です。
会社が副業を解禁する理由の中には、従業員のスキルアップとその経験を生かした事業拡大、事業創造があります。
これを実現できれば会社と従業員双方にメリットがあるということですね。
個人事業主型の副業のメリット
自分でなんでも決められる
YouTubeやブログの運営、クラウドワークスやランサーズに登録して案件を受注する、これらの副業は、仕事内容や作業量などすべて自分の裁量で決めることができます。
長く続けるためには本業とのバランスが大事です。
もし本業の会社以外にも雇用されると、時間的にも体力的にも結構きつくなります。
睡眠時間がどんどん削れて本業のパフォーマンスも落ちてしまいます。
なので、自分の裁量で決められる個人事業主型の副業をおすすめします。
マーケティングスキルが身につく
商品やサービスを売るには自分でマーケティングをしていく必要があります。
YouTubeを例にすると、自分の動画は誰のどんな課題を解決するのか、動画のクリエティブはどうするのか、これらを自分で考えトライ&エラーをくり返す必要があります。
クラウドソーシングでも、他者との差別化や自分の提供価値を明確にしていく必要があります。
自分を商品と見立てた場合、まさにこれがマーケティングです。
けんにー
経営者の視点が身につく
個人事業主は経営者でもあります。
個人事業主型の副業は、言わばその準備段階です。
サラリーマンをやっているだけではなかなか経営者の視点で考えることがありません。
本業で活躍し成果を出すためにも経営者視点が必要です。
若いうちから副業で経営者視点を鍛えていきましょう。
個人事業主型の副業の事例
サイボウズ
人事制度の方針が「100人いれば、100通りの人事制度があってよい」のサイボウズは、働き方改革の先頭を走る企業としても有名です。
サイボウズの従業員が行っている副業例の中から、個人事業主型の副業に当てはまると思われるものを抜粋しました。
兼業・副業を通じた創業・新事業創出に関する研究会(第2回) (中小企業庁HPより)
>>サイボウズにおける副業(複業)の推進事例
- 技術誌に寄稿
- 技術書を執筆
- 小説を執筆
- カレー屋
- YouTuber
- LINEのスタンプを販売
- カメラマン
- 就活支援事業を起業
- 経営コンサル
- 共同研究
- ノウハウ伝授セミナーの開催
- 講演活動
さすがサイボウズです。
副業の種類が幅広い。そして、何より楽しそう。
副業をやることがすでに会社のカルチャーになっている雰囲気を感じます。
伊予銀行
伊予銀行プレスリリース(2020年4月1日 )より引用・抜粋しました。
<副業制度の導入>
従来は原則禁止としていましたが、副業を「雇用型」と「個人事業主型」に区分し、「個人事業主型」 について原則容認します。
はっきりと「個人事業主型」と「雇用型」が定義されていて、「雇用型」はまだ禁止のようです。
さらに、日経新聞(2020年6月9日) からの引用です。
四国最大手の伊予銀行は4月、副業を全従業員を対象に認める制度を導入した。個人のスキルアップや人脈作りをはかるとともに、趣味や特技を生かして地域貢献をはかるのが目的。学生の採用活動で銀行の人気が以前よりも低下していることから、企業イメージ向上につなげる狙いもある。情報漏洩や利益相反などの観点から副業を解禁する地銀はまだ少なく、四国では初とみられる。絵画や狩猟など当初想定していなかった提案もあり、注目を集める。
絵画に狩猟・・・伊予銀行の副業は予想の上をいっています。
個人事業主型の副業の特徴は、趣味や特技を生かせる点。
人生が楽しくなりそうです。
また、自分で事業を行い経営者視点を身に付けることで事業融資など本業のためにもなりそうです。
けんにー
地方企業の副業解禁、愛媛の伊予銀行の事例を取り上げた記事がこちらです。
>>副業の解禁はどこまで進んでいる?【地銀・伊予銀行の事例】
僕の副業解禁に向けての行動
とにかく行動を起こすことを最優先にしています。
以下のような活動を多ない、来るべき副業解禁に備えウォーミングアップを行なっている状況です。
- YouTubeの企画・運営
- 本ブログの運営など情報発信
- コンテンツビジネスの考察
- お金の勉強
- 社外の人とのネットワーク強化
けんにー
習慣化可能!平日2時間勉強ができる方法をまとめた記事がこちらです。
>>【社会人勉強の仕方】1日2時間勉強できるスケジュールの作り方
まとめ
- 副業が必須の時代がやってきそうです。
- 個人事業主型の副業から解禁されていく流れです。
- 趣味や得意なことを生かした副業を始めましょう。(準備をしましょう)
副業を考えるみなさんに参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。