勉強しないとどうなるの?
こんな疑問に応えます。
働く環境が変わってきているので、勉強しないとやばいと思っている人は増えていますが、まだまだ社会人になって勉強する人は少数派といえます。
なぜなら社会人になって勉強しないといけない理由がはっきりせず、勉強するきっかけがないからです。
僕は約1年前から時間をつくって勉強を続けています。
平日は3時間、休日の1日は5時間勉強することを習慣化させました。本業では新規事業の立ち上げ、副業ではブログ運営のスタートと共同運営するYouTubeチャンネルの成長を実現させました。
共同運営するYouTubeチャンネル 登録者1.6万人(2021年7月時点)
この記事では社会人が勉強しないとどうなるか、逆に勉強をするとどうなるかがわかります。
- 社会人がコツコツ勉強するだけで勝てる理由
- 社会人が勉強しない理由
- 社会人が勉強しないとどうなるか
- 社会人が勉強するきっかけ
けんにー
結論です。残念ながら勉強しない社会人の将来は暗いです。勉強をはじめるきっかけには、副業をはじめる、社外の人と積極的に話をするなどの方法があります。
目次
日本の社会人の勉強の実態
社会人の勉強時間は1日平均6分
平成28年の総務省の社会生活基本調査によると、日本の社会人の勉強時間はわずか1日6分です。
2015年の調査で少し古いですが、こんなデータもあります。
引用:Newsweek日本版
30歳以上の成人で通学している人の割合はOECD加盟国で日本が最も低い。
これはまずいです。
日本の社会人は明らかに勉強しなさすぎです。
7割が「仕事に関する学習に取り組んだことがある」とも
一方、7割の社会人が勉強したことがあるというデータもありました。
エン転職が行ったアンケートによるものです。
≫1万人が回答!「社会人の学習習慣」実態調査 ―『エン転職』ユーザーアンケート―
このアンケートをもう少し深く見てみます。
- アンケート対象がエン転職ユーザーである
- 勉強の中身が会社の業務に関すること(特に資格)が多い
- 勉強方法は読書が多く、時間も週に1〜3時間未満が多い
転職を意識するような人は少し勉強の意識があるようです。
ただ、週に数時間ほど読書する程度の勉強ではスキルは身につきません。また、過去も含めての回答なので、今やっているかどうかはわかりません。
やはり、日本の社会人が勉強していないというのは本当のようです。
【社会人が勉強しない日本】やれば誰でも勝てる理由
日本の社会人は勉強しないので、少しでも勉強を継続していけば、誰でもかんたんに勝てます。
その理由を説明します。
- そもそも社内に勉強している人は少ない
- コツコツやれば確実にスキルは身につけられる
- 1年勉強を続けた僕の経験から
1つずつ見ていきます。
そもそも勉強している人が少ない
先ほどのデータでもわかるようにほとんどの社会人は勉強をしていません。
僕が今いるような従業員100人以下の中小企業では、多くても5人くらいでしょう。実際に僕の会社で毎日2時間以上勉強している人は3人もいないです。
そもそも勉強している人が少ないので、勝てる確率は上がります。
コツコツやれば確実にスキルは身につけられる
知識やスキルを得るには時間の確保と毎日の継続が大事です。
例えばプログラミングの基礎を習得するには300時間の勉強が必要と言われています。
引用:TECH CAMPブログ
Web制作の基礎を習得する目安は、一般的には300時間程度といわれています。仮に、1日2時間を学習に充てるならば150日(約5カ月)、1日3時間ならば100日(約3カ月弱)かかるという計算です。
大変な印象ですが、1日3時間やれば3ヶ月とちょっとで達成できます。
コツコツやることで確実にスキルを身につけることができます。
また、スキルがあれば転職に有利になります。
さらに、今やっている人が増えている副業にもつながります。
1年勉強を続けた僕の経験
僕はYouTubeでの勉強からスタートして、約1年いろんなオンライン学習サービスを使って勉強を続けてきました。
成果は以下の通りです。
- 本業の方では新規事業の立ち上げに成功
- 本ブログを開設して運営中
- 共同運営するYouTubeの登録者を1.6万人まで伸ばせた
- 社外の人とオンラインでつながり事業づくりの話ができている
僕が勉強している主なテーマは、ビジネス・新規事業の立ち上げ方、マーケティング、お金の勉強です。
けんにー
日本の社会人が勉強しない理由
日本の社会人が勉強しないのは以下の要因からです。
- 日本の雇用形態
- 仕事が忙しい
- 日本の教育問題
1つずつ見ていきます。
日本の雇用形態
新卒一括&メンバーシップ採用と終身雇用という日本独特の雇用形態は大きな要因です。
能力よりも年齢で給料は上がるし、理不尽な転勤など無理な指示や命令に我慢できる人が出世するような仕組みです。これは経済が好調で放っておいても給料が年齢とともに右肩上がりであればギリギリ許されていたことです。
こんな環境では勉強する意欲はわきません。
仕事が忙しい
日本企業の生産性の低さはよく有名です。こんなに残業をする国民は他にいません。
帰りが遅いと勉強する気力がわいてきませんし、そもそもしんどいので勉強なんてできません。
日本の教育問題
すべての要因は教育にあるとも言えます。
良い大学に行って名の知れた企業に就職したら一生安泰みたいな価値観がまだまだ多いです。
また、学校で協調性を重要視していたため、なんでも他人と合わせる人が多いです。
例えば、残業です。みんなが残っているから仕方なく残業している人も多いはずです。
自分だけ定時で帰ると気まずい・・・このような心理になるのは受けてきた教育に原因がありそうです。
社会人が勉強しないとどうなるか
10年前まではよかったかも知れませんが、今から社会人が勉強しないと本当にマズイです。
なぜマズイのかを説明します。
仕事で成果が出せない
どの企業も既存事業の成長が厳しいので、これまでとは違った領域で事業創造が必要です。
今までの仕事は既存事業をしっかりまわすことで成果を出せていました。正解や失敗しない方法がある程度わかる仕事ばかりです。
これからは正解もわからないなか、早めに失敗することを求められます。学習と実践を継続することができない人は成果が出せなくなるでしょう。
転職ができない
転職市場で価値のある人間は、論理的思考能力、課題解決スキル、ファシリテーション能力など、持ち運びができるスキルを身につける人です。
転職では異業種の人を積極的に採用する企業は増えていますが、求められるのは上のような人です。企業も変わらないと生き残れない時代ですので人を育てる余裕はありません。
逆にいうと、ひとつの会社や特定の職種の中でのみ通じるスキルしか持ってない人は転職することが困難です。
残念な上司のようになる
ここでの結論です。社会人になって勉強をしないと、30代から50代の残念な上司のようになってしまいます。
残念ながら変われない人はいます。時代が変わっていることに気付かない人もいます。
勉強しないとあなたも残念な上司と同じようになってしまいます。
社会人が勉強するためのきっかけ
勉強するきっかけがないという人がいます。
社会人が勉強するきっかけをつくる方法を3つ紹介します。
- 会社や業界の5年後10年後をイメージする
- 副業を始める
- 社外の人と話をする
1つずつ見ていきます。
会社や業界の5年後10年後をイメージする
これらの記事を読むと時代の流れ、将来起こりえる変化の全体像をつかむことができます。
≫3年後、5年後、10年後に「生き残る会社」「消える会社」…371社を実名公開!
もちろん、信ぴょう性の問題はあります。全てがこの通りになるわけではないでしょう。でも、時代の流れやグローバル競争の中の日本企業というものさしで見てみると、そんなに大外れもしてないと感じます。
これらの記事を決して大げさと思わず、危機感を持つきっかけにしましょう。
副業を始める
僕が一番おすすめするのは副業を始めることです。
勉強だけしても続きません。自分が実践しているビジネスが手元にあれば、ぜったい勉強に身が入ります。
特におすすめなのはブログです。
レンタルサーバー代などで年間2万程度はかかりますが、たったそれだけで副業がスタートできます。確かに収益化までの時間はかかりますし、収益化できないこともあります。仮に収益化できなかったとしても、運営しながらライティングスキルやWEBマーケティングのスキル、SEOの知識を身につけていくことが可能です。
必ずこのスキルは本業にも還元させることができます。
社外の人と話をする
刺激を受ける人が社内や身近にいない人はオンライン上で社会人の話を聞けるサービスを利用してみましょう。
僕のおすすめは「オンライン社員訪問サービス「キャリーナ」(旧称CREEDO)」です。
これまで2回使ったことがありますが、いずれも有益な時間となりました。オンラインで簡単にキャリア相談や事業アイデアについて話ができるサービスです。
登録は無料ですので、一度試してみることをおすすめします。
キャリーナ(旧称CREEDO)の登録の仕方や使い方を詳しく解説した記事がこちらです。
≫キャリーナ(旧称CREEDO)の使い方と感想【オンライン社員訪問サービス】
まとめ
社会人になって勉強すると、他の人がしていないので簡単に勝てます。
例えば、300時間あればプログラミングの基礎を習得できます。
コツコツやればスキルは確実に身につきます。
以下の3つの行動を起こして勉強するきっかけにしましょう。
- 5年後10年後が想像できるニュース記事に読む
- 勉強を自分ごとに変える副業をはじめる
- 社外にいる意欲的な人の話を聞く
社会人が休日を有効に使って勉強する方法について説明した記事です。
≫【社会人向け】平日疲れてしんどい人へ。休日3時間から始める勉強法
社外の意欲的な人の話が聞けるサービス「キャリーナ」(旧称CREEDO)について詳しく調べた記事です。
≫キャリーナ(旧称CREEDO)とは?特徴と使い方【社会人向けOB訪問サービス】
社会人の皆さん、勉強して人生を豊かにしましょう!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。